長いようで短かったゴールデンウィークも終わり、暦では5月5日の立夏をむかえました。本日は、これからの季節に美しく花開くつる植物、「クレマチス」をご紹介します。我が家の庭でゴールデンウィークに入るとともに花開いた「クレマチス」ですが、庭や鉢でオベリスクに這わせたり、「かざぐるま」のような花に目を奪われます。
キンポウゲ科センニチソウ属、多年草の「クレマチス」は、1661年~1671年頃日本に移入され、欧州には1776年に紹介されたそうです。「クレマチス」の原種は約300種類、人口交配が原種をもとに何世紀にもわたり続けられ、2000種を超えています。ドイツの庭でも珍しい姿のクレマチスの美しさに惚れ惚れしましたが、一重、八重、万重、チューリプ咲き、釣鐘型と多く出回っています。欧州原産種は主にバラと組み合わせて、壁面を這わせたりアーチに絡め鑑賞することが多く、日本や中国原種は大輪のため、鉢に仕立てて鑑賞することが多いかもしれません。
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