Eucalyptus globulus ユーカリ

 本日は「ユーカリ」のご紹介です。フトモモ科 ユーカリ属の常緑高木。学名のeuは(真に・強く・良く)、kalyptus(~で覆った)を意味し、乾燥地でもよく育ち台地を緑で覆うことから由来し、「ユーカリプタス」が和名では短縮し「ユーカリ」とされています。
ユーカリはオーストラリア原産で、約300種、変種を含めると800~1000種類あり、成長が早く葉からとれる精油が殺菌・抗炎症・鎮静・鎮痛作用があることから、オーストラリアの先住民族は傷をいやすために葉を利用したそうです。
コアラの食糧として知られる「ユーカリ」ですが、写真のユーカリはコアラが食するユーカリの種類とは異なります。日本では1875年頃に渡来してから、庭木や切り花として利用されました。特徴的なシルバーリーフと爽やかな香りが人気ですね。